2019-11-14 第200回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
また、被災した前年度が付加価値額の伸び率の計算の基準年となる場合には、付加価値額を年率平均三%以上に向上させる事業計画の策定が困難になる場合が想定されますけれども、こうした不利等を是正する観点から、激甚地域における被災事業者においては、審査における加点措置によって優先採択させていただけるようにしてございます。
また、被災した前年度が付加価値額の伸び率の計算の基準年となる場合には、付加価値額を年率平均三%以上に向上させる事業計画の策定が困難になる場合が想定されますけれども、こうした不利等を是正する観点から、激甚地域における被災事業者においては、審査における加点措置によって優先採択させていただけるようにしてございます。
激甚地域については据置期間中の金利をさらに三%に引き下げるという措置も講じております。また、従前の借り入れにつきましては、罹災の程度に応じまして、払い込みの据え置きでありますとか、償還期間の延長でありますとか、据置期間中の利率の引き下げ等の措置を講じているところでございます。
しかしながら、桜島の降灰は依然として猛威を振るい続けておるわけでございますし、特に激甚地域である桜島におきましては、私も先般ここをまた実地に見てまいったわけでありますけれども、非常に御苦労をしながら農家の皆さんが営農活動にいそしんでいるという状況であります。
こうした悪条件の中で激甚地域の人たちは悲痛な叫びを続けておるわけでありますが、労働力や経費の面でも厳しい条件にあることを踏まえて、どうか十分な御検討をお願い申し上げたい。 今度の国会に新農政なるものが提起をされ、その中で中山間地域の農業振興法も出てまいりました。
これでは東京や川崎などの激甚地域、これが達成から取り残されると。だからこそ、東京都は二〇〇〇年達成のために有効な方策としての対策を今検討し、それを示しているわけであります。 そこで、大臣にお尋ねします。こういう東京都なりが直接的効果が期待できる施策として実行するに当たって、相談があれば積極的に応ずべきであるというふうに考えますが、いかがでありましょうか。
視察調査結果に基づいてそれぞれの地域の問題点について質問をいたしますが、まず桜島の関係でございますけれども、特に激甚地域に指定をされました二市三カ町、鹿児島市、垂水市、桜島町、福山町、輝北町、この地域の降反対策事業については、日常生活に多大な被害を受けており、万全の対策を講じていただくように、まず御要請を申し上げておきたいと思います。
降灰量においては、ハウスを対象とする地域と激甚地域とあるわけですね、どっちもハウスはとれる。ところがもう雲泥の差があるという状況の中で、一つの例を申し上げますと、海潟地区は二棟建ったハウス、この真ん中に降ったときは、両方の屋根の高さと同じ降灰が積もるのです。五十センチです。そしてちょっと離れた垂水のまた防災営農している地域の皆さんは、はかってみると大体十五、六センチある。
活動火山対策特別措置法の十二条一項によりまして、現在、降灰防除地域、二市三町、鹿児島県では鹿児島市、垂水市、桜島町、福山町、輝北町のこの地域が激甚地域の防災営農地域として指定をされているところでありますが、特にこうした激甚地域の問題についてお伺いをいたします。
しかし、あの灰神楽の中で、台風やいろいろな被害があったときにはビニールがはがれて苦労しておる、営農の意思が弱まっていく、そういう状況もあるわけでありまして、どうかそういう意味では、今後も特に激甚地域の防災営農、労働意欲、営農意欲が出るような対処をお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
なお、今後さらに計画的な事業費の増加と枠拡大、あるいは継続的な事業促進を要望しておきたいと思いますが、特に激甚地域の二市三カ町の対策費がもっと欲しいなというのが地元の要望でございます。事業決定がなされた直後ではございますけれども、こうした営農対策についてのコメントがあればお聞かせ願いたいと思います。
さらにまた、二市三カ町という激甚地域だけになっておりますが、激甚地域に隣接したところで同様の悩みを訴えておる学校等があるわけでありまして、そうした地域に若干拡大をする必要もあると思いますが、御見解をお聞かせいただきたいと思います。
まず、被災農家の再生産を確保するための営農資金の融通につきましては、ただいまも佐藤農林水産大臣からお話がございましたように、天災融資法の早期発動、これに伴う激甚地域の指定、さらには自作農維持資金の特別枠の設定等、災害金融対策の実施が急がれておるところでございます。
○政府委員(田中宏尚君) こういう被害の性格からいいまして残念ながらその根絶ということは難しいわけでございまして、できるだけ通常の被害まで戻すということに向けまして全力の努力を傾注してきているわけでございますけれども、やはり一番の問題は、先ほど申し上げましたようにその地域が拡大していっているということ、それから激甚地域におきましてもいまだに終息を見ていないという点でございまして、これ以上被害が新しいところに
○田中(宏尚)政府委員 従来もいろいろな知恵を出しながら被害対策をやっていたわけでございますけれども、従来を振り返ってみますと、一つは、既応激甚地域についての徹底した防除ということに今までも心がけてはきましたけれども、地域によっては散漫に堕していたという点もございます。
それから、降灰激甚地域におきます各般の対策につきましては、先ほどビニールハウスの被覆資材の張りかえの助成の問題につきましては御答弁申し上げましたが、お尋ねの腐食が進んだようなパイプとかそういったものの再整備についての助成の問題、それからビニール洗浄施設あるいは桑葉の洗浄施設の設置助成の問題でございます。
さらに、降灰激甚地域内の被害は極めて甚大になっております。野菜降灰防止栽培促進事業等というのがありますが、この補助についてどうお考えになっているか。 もう時間がありませんから、ついでにビニール洗浄施設の設置だとか、桑の葉の洗浄をするとか、あるいは火山ガスによる腐食をした機材、こういう使用不能になったものの取りかえ、こうしたことに対する措置をどうされようとしているのか。
○土井委員 今の御答弁は、聞いておりますとまことにきれいごとに聞こえてくるわけですが、激甚地域が縮小されますと、二種から一種になる区域は移転補償の適用がなくなるわけですね。民家の防音士事の工法が簡易になるわけですね。三種から二種に変わる区域は、農地など宅地以外の土地が補償から外されることになるわけですね。三種から一挙に一種になる区域も出てくるわけです。
二年ということが、この十二月に運輸省航空局から出ている文書を見ますとはっきり出ているわけでございますが、そうなってまいりますと、これは地域、特に激甚地域では、この猶予期間と申しますか暫定期間と申しますか、この二年間というのは大変気にかかる期間になってくるわけです。 欲を言いますと、ただいまの国会の定数是正の問題でもそうですが、周知期間というのはなければならぬ。
次に、大阪空港の騒音激甚地域を大幅に縮小するというのですが、これは具体的に一種、二種、三種地域、まあ一種は関係ないと思いますが、どうするのですか。
しかもここは住宅密集地帯の激甚地域であって、裁判まで起こして十年以上も要求し続けている突出地域であります。だから、どうしても特別対策を講じて紛争の全面解決に当たっていくということが非常に大事になっているわけです。
それで、激甚地域及びその影響を受ける地域の商売をやっている人たち、営業者に対する救済対策、これの充実が非常に大事なんです。移転補償制度による顧客の減少によりまして、空港周辺の小規模営業者はその救済措置というものを非常に求めておるわけでございますが、国は対策があるのですか。国はこういう大事なことを手を抜いている。どうするのですか。
○土井委員 さあそこで、これは時間のかげんがありますから、はっきり簡単なお答えをいただいておいて、私は終わりたいと思うのですが、大阪国際空港周辺の激甚地域で暮らしていらっしゃる方々が国を相手取っての訴訟を起こされて以来足かけ十五年なんです。十五年の訴訟たるや血を振り絞るような訴訟だったと私は申し上げていいと思いますよ。
○土井委員 特に激甚地域、公害病の患者さんの住んでおられる地域というのに対しては、新増設は見合わせるという意味も含めての中身でなければならないと思うのです。いまのは一般的な問題ですよ。後で申し上げたのは特定的な問題ですよ。この特定的な問題に対する取り扱いが全然欠如しているじゃないですか。いかがですか。その点をしっかり取り組んでもらわなければ全然意味がないですよ。
○土井委員 さて、大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、SO2よりもNO2、浮遊粉じんが大気汚染に寄与しているということが言えるわけですから、それから考えてまいりますと、公害病の患者さんがふえていっているというのも、この激甚地域において顕著なんです。
それからいたしますと、従来環境庁は、四日市の公害のあの判決に対しまして、公害激甚地域における企業の立地計画については立地の過失を認めて、行政に対して厳しい指摘を是認されたわけであります。この指摘が、ここ数年の環境行政の後退を見てまいりますと、空洞化されつつあるのです。
さて、現在非常に多くの被害が出ておりまして、激甚地域というところにおきましては、この復旧のためには樹種転換その他の考え方が取り入れられているわけでありますが、それらの激害地復旧のための樹種転換の考え方とそれに対する——やはりこれも非常にお金がかかる話でありますから、助成措置の問題についてはどういうふうにお考えでありますか。
その時点におきましてはまだ萌芽しておらないわけでございますけれども、五十二年の際も、被災直後は激甚地域におきましては関係者も枯死するのではないかと非常に心配いたしましたが、その後四月から五月にかけましてかなり雨も多くて、それで萌芽しまして、結実枝も出てまいっておるという状況があったというわけでございますので、やはりこの四月から五月にかけてかなり雨も多いわけでございます。